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LED光がニキビを治療する? [時事問題]

またあやしげな「治療法」が流行りそうになっています。
LED光で発生させた「活性酸素」がニキビを治療してくれる?
いつも思うのですが、この手の「治療法」は、有害か無意味か、のどちらかでしょう。
asahi.com(朝日新聞社):肌のトラブル 安全治療にLED - サイエンス
(2009年10月15日7時48分)
ニキビなど皮膚科の治療法に、LED(発光ダイオード)を導入する医療機関が増えている。・・・
例えば青色LEDは、皮脂腺にたまりやすいポルフィリンという物質に働きかけ、活性酸素を発生させる。活性酸素は、皮脂腺の活動を抑えニキビができにくくなる。・・・



健康美容に興味のある人なら、「活性酸素」を全く別の文脈で聞いたことがあるでしょう。
「活性酸素」とは、細胞の老化や発ガンの原因もしくは誘発物質と言われているものです。
簡単に言えば、細胞を錆びさせる物質です。
ビタミンCがお肌に良いと言われているのは、活性酸素を分解する反応に関わっているからなのです。
ニキビを治療するためにそんなに有害な物質を積極的に発生させるなんて、どうかしています。

少なくとも、“活性酸素がニキビに効く”という考え方は、思った以上に有害か、善悪を問わずに何の効果もない程度なのか、のどちらかでしょう。
そんな「治療法」をうたう“クリニック”なんて、私は信用できません。
厚生労働省や消費者庁は、なるべく早く実情を調査するべきです。

ただし、そもそも薬と毒は紙一重です。
“LED光”が何かの治療につながる可能性はありますので、研究対象としては否定していません。

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